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生物

2018.06.18

遺伝子組み換え食品(GMO)

遺伝子組み換え食品は今では私たちの食生活に必ず入ってくるものです。

GMOは英語のGenetically modified organism の略であり、全世界で最も頻繁に使われる名称です。

今回はGMOとは正確に何なのか、日本ではどれぐらい販売されているのか、人体に対する影響には何があるのかを紹介しようと思います。

遺伝子組み換え食品とは?

遺伝子組み換え食品を理解するにあたって、「遺伝子組み換え」の正確な意味を見てみましょう。

遺伝子組み換えとは、生物(この場合、作物)がもともと持っている遺伝子をベースに他の生物の細胞から取り出された遺伝子を入れ、新しい特徴や性質を持たせる技術の事を言います。

みなさんご存知の「青いバラ」も遺伝子組み換え技術で生まれてきたのです。このように遺伝子組み換え技術は植物の色を変えるためにも使えますが、現代の目的は少し違います。簡単に言うと今の遺伝子組み換え技術はより良い質と味の食物を作ることで、安定的な収穫と販売のために行われています。また、害虫に強い遺伝子を組み込めば殺虫剤の利用を減らすことが可能で、環境にも人体にも良いと評価を受けています。

遺伝子組み換え食品と日本・イギリス

GMO作物の代表的な例としてトウモロコシ、大豆、じゃがいもが挙げられます。これらは遺伝子組み換えによってより枯れにくく、ウイルスに強いように進化させられています。主な生産地は米国、ブラジル、インドなどで日本はこれらの国から輸入をして作物を消費します。

では、日本はどれぐらいの量のGMO作物を輸入しているでしょうか?驚くことに、バイテク情報普及会の資料によると日本の年間コメ消費量の二倍にもなるそうです。これは日本の年間輸入作物の半分以上が遺伝子組み換えであることに値します。イギリスでは遺伝子組み換え作物のうち、アブラナ・大豆・綿実油・トウモロコシ・テンサイの輸入が許可されているそうです。

遺伝子組み換え食品と安全性

では、遺伝子組み換え作物を使った食品は安全なのでしょうか?

現在、答えはイエスとノーに分かれています。公式的には安全だと言われていますが、様々な実験の結果やヨーロッパ約15か国でGMO輸入を禁止していることからそうでもないといった意見もあります。また、「安全」の基準になった研究が短い間に行われた事や厳密な条件が公開されていないという観点から後者の方が有力だとも言われます。より安全で健康な消費のために、これからもっとたくさんの実験が行われなくてはならないことが分かりますね。

参考:バイテク情報普及会https://cbijapan.com/shufu/import/

 

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