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2018.07.03

温泉文化

日本人は温泉を愛する国民が多いことで有名で、その分だけ温泉の数も非常に多いです。日本総合温泉研究所のデータによると日本には約3100カ所の温泉が存在するそうです。「温泉」というと、どうしても日本だけが思い浮かびますが、実は外国にも温泉は多く、たくさんの人々に訪れられています。温泉は精神的な解放感だけでなく、身体にも好影響を及ぼし、温泉によって、その効果も異なります。温泉の好影響としくみ、日本と外国の温泉について見てみましょう。

温泉のしくみと分類

温泉は火山性温泉と非火山性温泉に分けられます。

火山性温泉

火山の下にあるマグマだまりが流れて来るし地下水を温め、温泉水を作ります。地中の成分が多く含まれる場合が多いそうです。

非火山性温泉(深層地下水型・化石海水型)

深層地下水型:地下水が高度の地下(約千度)やもともとはマグマだった高熱の石のかたまりによって温められ、温泉水になります。

化石海水型:化石海水とは地下にためられた海水の事を言います。これもまた深層地下水型と同じようないきさつで温められますが、海水は塩分を含むため通常よりも低い温度で十分に温められるそうです。

また、温泉は水温、液性と浸透圧によって分類される事もあるそうです。

温泉の効果

温泉につかると、温かい水温と水圧によって血行が良くなり消化機能の上昇につながるそうです。また、これは脳にも影響をあたえストレス解消を伴います。温泉は通常、自然に囲まれた環境に位置するため、清々しい空気やきれいな自然の風景も精神の健康によりよい効果を与えます。

日本の温泉

日本には「温泉法」と言うものが存在し、温泉として認められるには、その条件が満たされなくてはなりません。温泉として許可を得るためには水温25℃以上であることと、定められた19個の成分の少なくとも一つを含むことが必要となります。特定の成分の例としてリチウムイオン(1 mg以上)、フッ素イオン(2 mg以上)やメタホウ酸(5 mg以上)などが挙げられます。体を休める目的で訪れる人が多いです。

外国の温泉

ゆっくり入浴することが中心となる日本とは少し違い、どちらかと言えばプールのような認識があり、大半の人が水着を着て入ります。アウトドアとして楽しまれ、日本の温泉法にあるような水温に対する決まりも特にありません。また、温泉水は外国では入浴だけではなく飲用や何かを蒸すときにも使われているのだそうです。

参考:

日本総合温泉研究会:https://www.onsen-r.co.jp/data/onsen.html

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Cambridge, England

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Tokyo, Japan

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